便利系ガジェ

ブロンプトンのEバージョン手順を完全ガイド!必要なパーツや工具も合わせてご紹介

BROMPTONを購入して6年以上になりますが、この度Eバージョン化しました!Eバージョン化とは簡単に言うと、前後フェンダーやキャリアを取り外し軽量化を図ることです。

ガジェとら
ガジェとら
この記事を読めば誰でも
Eバージョン化できるよ

Eバージョン化するとどうなるの?

Eバージョン化するとフェンダー類やリアキャリアがなくなるため、見た目がスッキリしてスポーティな印象に変わります。私のブロンプトンは「M6R」ですが、Eバージョン化することで「M6E」と呼び方も変化します。

また、軽量化によって輪行時の運搬が楽になるといったメリットがあります。その一方、フェンダーレスになることで雨天時の泥ハネが発生するといったデメリットも理解しておく必要があります。

ガジェとら
ガジェとら
一長一短あるけどやって良かった

作業前に準備すべきこと

Eバージョン化にはフェンダーを取り外す訳ですが、追加で取り付けないと後々困るパーツがあったりします。ここで事前に確認しておきましょう!

ガジェとら
ガジェとら
ただ外すだけと思ったあなた!
甘いっ!!

必須パーツ

フロントフック

フロントフェンダーにもともとフックが付いているため、フェンダーレス化することで代替となるフックが必要になります。私はH&Hのフロントフックを購入しましたが、純正品からも発売されています。

詳細は「作業手順」でも紹介しますが、こんなイメージです。

これがないとブロンプトンの幅が広がってしまうだけでなく、折り畳んだ時に車体をしっかり固定できません。

※今回使用したパーツと商品リンクのパーツは異なりますのでご注意ください。

ケーブルシールド

こちらもフロントフェンダーレス時に必要となるパーツです。ケーブルとタイヤとの接触を防ぐ役目をフェンダーが果たしていましたので、代替となるケーブルシールドが必要です。

詳細は「作業手順」でも紹介しますが、こんなイメージです。

フェンダーレスでハンドルを右に切るとケーブルとタイヤが擦れて摩耗します。

※今回使用したパーツと商品リンクのパーツは異なりますのでご注意ください。

おすすめパーツ

リアフォークプロテクター

こちらは無くても特に問題ないのですが、車体を保護するのに便利なおすすめアイテムです。

こちらも詳細は「作業手順」の中でご紹介しますが、装着イメージはこんな感じです。

フロントフックをひっかけるためのリアフォークを保護します。

※今回使用したパーツと商品リンクのパーツは異なりますのでご注意ください。

作業に必要な工具

Eバージョン化に必要となる工具は全部で5本です。

  • スパナ(08mm)×2
  • スパナ(10mm)×1
  • スパナ(15mm)×1
  • 六角レンチ(03mm)×1

また、Eバージョン化の際に、ブレーキの設置位置がズレることがありますので、2.5mm5mm六角レンチがあれば準備万全です。

ガジェとら
ガジェとら
これら工具はブロンプトンの整備にも使えるので持っていると重宝します

フロントフェンダー取り外しに必要な工具

  • スパナ(08mm)×1
  • スパナ(10mm)×1
  • スパナ(15mm)×1
  • 六角レンチ(03mm)×1

リアフェンダー/リアキャリア取り外しに必要な工具

  • スパナ(08mm)×2(内1つはメガネレンチだと便利かも)
  • スパナ(10mm)×1

作業手順

フロントフェンダー

まずは、フロント左側からスパナ(15mm)を使用してフック部分から外します。

フロントフォークの真ん中より少し上部には、フロントフェンダーと左右で2箇所止められている部分があります。下図のようにスパナ(8mm)と六角レンチ(3mm)を挟み込んで外します。

そして、フロントフォーク裏側のネジをスパナ(10mm)もしくはメガネレンチを使用して外します。

この時、ブレーキのパッド位置がズレてしまう可能性がありますので、写真を撮って後から調整できるようにしましょう!

ここまでくれば、フロントフェンダーをスルッと取り外しできます。これだけでも爽やかな雰囲気に変わりますね。

フロントフック&ケーブルシールド

フロントフック

標準で装着されているフェンダー一体型のフロントフックを取り外した後で、再度スパナ(15mm)を使用してH&H製のフロントフックを取り付けます。(どの製品でもやることは変わらず)

ちなみにフェンダー外す前から装着されていたフックとフォークの間の銀色パーツは取り外してください。

フロントフック取り付けた後に、私はリアフォークプロテクターを装着しました。この工程は必ずしも必要な作業ではないので、モノが無い方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。

事前にフロントフックがリアフォークのどのあたりに引っかかるかを確認します。その部分を綺麗に拭き取り脱脂しておきます。油脂が残っていると剥がれやすくなるので念入りに実施。そしてペタッと貼るだけです。

ガジェとら
ガジェとら
よく見るとH&Hの文字が彫られてます。芸が細かいっ!!

ケーブルシールド

ハンドルを右に操舵した場合、ケーブルがタイヤと干渉するのを防止します。取り付けはいたって簡単で、スパナ(8mm)と六角レンチ(3mm)で挟み込み締め付けます。

ここまででフロント部分の作業は完了です。お疲れ様です。あとリア部分だけですので残りは少しです(^^)/

リアフェンダー/リアキャリア

リアのフェンダーとキャリアの取り外しはフロントフェンダーと比べて大変と言われますが、さほど変わりはないのでご安心ください。取り外しは同時に行います。

まずは、リア左側から着手します。スパナ(8mm)×2本を使用し、下図のようにリアキャリアが固定されているネジを回して取り外します。

リア左側を上から見るとこんな感じです。繰り返しとなりますが、スパナ2本でネジを回します。

同様に、リア右側もスパナ(8mm)×2本を使用して取り外します。残ったネジがチェーンと干渉して取り出し辛い場合は、チェーンを上に少し浮かせると「コロン」っとネジが落ちてくれると思います。

リアのセンター部分は、スパナ(10mm)を使用してネジを外します。

ガジェとら
ガジェとら
フェンダーとキャリアはスパナ(8mm)×2で外してね。
写真撮るの忘れちゃいました。笑

ここまでの作業でリア部分の作業も完了です。反射板やテールライトなど必要に応じて取り付けてしまうのが後々楽ですね。

Eバージョン完成車体の紹介

これまでの作業でブロンプトンEバージョン化の完成です。

フロントフェンダーレス仕様

フロントフェンダーが無くなりスッキリとしました。

リアフェンダーレス/キャリアレス仕様

リアフェンダーとリアキャリアも無くなりアーバンサイクル感が強くなりました。

車体全体の見た目

そして最後に全体です。あからさまに軽くなった印象を受けますよね。

それもそのはず、取り外した部品の合計重量は800g以上になります!

ガジェとら
ガジェとら
安価な費用で超軽量化!コスパ最高ですね

まとめ

Eバージョン化のため必要なパーツや工具、そして作業手順をご紹介しました。見た目がスッキリするだけでなく、物理的に軽量化できるため輪行時の負担も軽減できます!

この記事を読めば誰でも簡単にEバージョン化できますので、是非トライしてみてはいかがでしょうか?

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