FILCOさんから2020年に発売された「Majestouch MINILA-R Convertible MX SILENT 静音軸」を1年使用しましたので、外部キーボードの必要性と本製品自体の両面からレビューしていきます!(以下、MINILA-R)
・パソコンをよく使用する方で、猫背や腰痛に悩まされている方
・通常のキーボード使用で、業務後に手の疲労や痛みを感じる方
・HHKBなど価格が高いキーボードは検討できないが、コスパの良いキーボードが欲しい方
購入検討に至った背景
エンジニアという職業柄パソコンの画面に向かってひたすら資料(コーディング/設計書/報告資料etc)を作成するのですが、前屈みになりがちなので猫背が悪化していくのが以前より気になってました。
さらに悪いことにその猫背が原因で腰をやってしまい通院する事態にまで発展
これはいかんということで、猫背解消のためにも体に近い位置でペチペチできるキーボードを検討
せっかく買うなら長く使用したいので、打ち心地にもこだわろうと探し始めたのがきっかけでした。
HHKBとか東プレとかいろいろ検討しましたが、評判は確かに良さそうなのですがいかんせん価格が高い💦
私のような末端主任エンジニアにはお財布に厳しいw
なかなか購入にまで踏み込めてませんでしたが、YoutuberのMiD’S LIFEさんの動画(実際の動画はこちら)を見て思い切って購入してみました。この方、メチャクチャ落ち着く最高に良い声!打鍵音も非常に参考になりました。
購入した結果どうだったか?
正直、猫背の解消という意味では外部キーボードなら何でも良いのかもしれませんが、ガジェとらの猫背は約2ヶ月で改善しました。
ノートパソコンのキーボードだとどうしても手を前方に突き出すため、猫背になりがちでしたが、外部キーボードを使うことで自然と背筋が伸び、体に近い位置でタイピングできるようになりました。
連鎖的に腰の痛みも治まり痛み止めの注射なしで生活できるまで改善しました。狭窄症なので油断するとすぐに再発するそうですが・・・
猫背も腰も良くなりで、もっと早く購入しとけば良かったと思うほど大満足の結果となりました。後述しますが、他のキーボードにはないMINILA-R特有の長所も多くあり、プログラマーの方や資料を高頻度に作成する方にもおススメできるアイテムです。
使ってみたリアルな「感想」
メリット
外部キーボード一般的な切り口からみたメリット
・自然と体に寄せて使用できるため手を突き出す必要がない →猫背解消
・パソコンによるキー配列の違いに戸惑いがなくなる
・手に合うモノなら疲労低減やタイピング速度向上にもつながる
MINILA-R製品特有のメリット
・裏面DIPスイッチ1つで「Ctrl」と「caps lock」キーを入れ替え可能
・静音軸ならではのスコスコ打鍵感がたまらない
・キーに湾曲(凹み)があり、指先を絶妙に包み込んでくれる
・塊感と高級感があり所有欲を満たしてくれる
特に「Ctrl」と「caps lock」キーを簡単に入れ替えできる機能は本当にありがたかったです。
皆さんの中にもコピペを多用される方は大勢いらっしゃるかと思いますが、小指がつりそうになったり疲労感が半端ないですよね。「caps lock」を「Ctrl」として使用できるだけで「こんなにも楽になるの?!」と感動しましたw
親指で「Fn」キーを押しやすいのもポイント高かったです!
とにかくキー配置が秀逸で業務後の手に残る疲労感は段違いです。
おそらく優秀なエンジニア/デザイナーが手掛けられているんだろうなと。同じエンジニアとして見習いたいものです。
デメリット
外部キーボード一般的な切り口からみたデメリット
・持ち運びされる方には邪魔になるかも →サイズ重量を許容できるか
・良いものになるとやはり値が張る →奥様に怒られないように気を配るw
ミニマリストで極限まで荷物を減らしたいと考える方には向いていないかもしれません。そこのところはご注意くださいね。
MINILA-R製品特有のデメリット
・電池式のため、3ヶ月ごとに電池交換が必要となる
・コンパクトですが、意外と重量がある →安定しやすいとも言えますが
スペックは調べていたもののキーボードで680gは意外と重いです。「特定の場所にしか設置しないよ」という方は問題ないですが、私みたいに書斎からリビングを何度も往復する場合、億劫に感じることもあります。
私はミニマリスト気質が多少ありますのでサイズのコンパクトさには満足してますが、重量的に外にまで持っていこうとは思わないですw
公式サイトからは分からなかったリアルな「見た目」
公式サイトの情報では「幅297×奥行124×高さ40mm(スタンド使用時46mm)/680g」となってますが、イメージし辛い方もいらっしゃると思いますので、参考に写真載せときます。
透明ケース(そんなに厚くないタイプ)装着したiPhone12 Proと見比べるとこんな感じです。
外部キーボードの中ではコンパクトな部類ですね。

高さ40mm(スタンド使用時46mm)とのことですが、iPhoneが2個分程度の厚みです。

まとめ
姿勢の改善や手首の疲労低減効果が非常に高いため、冒頭にも記載した通り以下の方にはコスパ的にもちょうど良い商品だと思います。
・パソコンをよく使用する方で、猫背や腰痛に悩まされている方
・通常のキーボード使用で、業務後に手の疲労や痛みを感じる方
・HHKBなど価格が高いキーボードは検討できないが、コスパの良いキーボードが欲しい方
私の場合は、あまりの快適さに更なる心地よさを求め、手首クッションもその後購入しました。



このレビューでご購入を検討されている方や、日々悩まれている方のお役立ちできれば幸いです。
今なら限定塗装モデルもあるそうなので、是非この機会にご検討してみてはいかがでしょうか?